武岡出版 TAKEOCA PRESS

武岡 隆ブログ


WORDS / MEMORY / EVERYDAY LIFE

武岡 隆ブログ

本、活字、日本語、物語、記憶、時間。日々の中でふと立ち止まったことを、武岡 隆自身の言葉で静かに綴ります。

章の終わりが、ページの途中に残す余白

章がページの途中で終わると、その下にはまとまった空きが生まれる。そこは単に文字がない部分なのか。次の章を新しいページから始める組み方と、読者がページをめくるまでの時間から考えた。

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朝露が生まれやすい、晴れて風の弱い夜

朝露を作る条件として挙げられるのは、晴れた空と弱い風である。どちらも水滴を運んでくるわけではない。それなのに、なぜ露のでき方を左右するのか。夜のあいだに地面や草が失う熱から考えた。

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音のない雪が「しんしん」と降る

雪は、雨のようにはっきりした音を立てない。それでも「しんしんと降る」と書けば、降り続く様子に加えて、あたりの音や冷えまで伝わってくる。この四拍が雪のどこを表しているのかを考えた。

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栞を開いて、二ページ戻る

栞が正確に示すのは、本を閉じた場所である。そこが次に読み始める場所になるとは限らない。読書を再開するとき、なぜ少し前へ戻るのかを考えた。

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